オンライン取引

委託売買業務とは、投資家(顧客)から委託を受けて、有価証券(株式や債券)の売買を行う業務のことで、ブローカー業務ともいいます。主に流通市場にかかわる業務です。
顧客からの取引注文を取引所へ取り次ぐ。顧客から受けとる手数料が収入になるため、安定した収入源となる。これで収益が出せなくなった証券会社はほぼ間違いなくつぶれてしまう。
知っている方も多いとは思いますが、ネット証券とは、インターネットを使って証券の売買注文を行える証券会社のことです。会社によって、パソコンだけでなく携帯電話からも注文できたり、手数料の値下げ、独自の分析情報をサイトに掲載するなど、さまざまな工夫がされています。

自社の判断に基づき、取引所へ注文を出して売買を行う。
また、関連する言葉として、インターネット上で株式などの売買をすることを『オンライン取引』ともいい、“オンライン・トレード”や“ネット・トレード”などともいわれています。自宅にいながら取引可能ということから“ホーム・トレード”などとていうこともあるようです。このオンライン取引ができるようになるまでは、直接証券会社に出向くか、電話でしか注文ができなかったので、非常に便利になりました。
引受業務とは、企業が株式や債券を発行する場合に、発行会社に代わって有価証券を引き受ける業務のことで、アンダーライター業務ともいいます。 主に発行市場に関わる業務です。
新規発行された証券を発行者から引受け、販売する。余った証券は自社で引き取らなければならない。
これらが、頻繁に聞かれるようになった背景には、“規制緩和”が関係しています。1998年12月に、それまでは証券会社を設立するのは“免許制”だったのですが“登録制”に変更され、証券業界への参入がしやすくなりました。さらに翌1999年10月には、売買手数料が自由化されました。つまり、それまでは、売買手数料は一律(100万円につき1.15%)だったのが、各証券会社で独自に手数料を設定できるようになったということです。これは、とくに人件費などを削減しやすいオンライン取引では有効で、大幅な値下げが可能となりました。

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